耕平さんかわら版   第67号(平成20年1月)




明けましておめでとうございます。耕平さんかわら版も7年目に入りました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 今年の干支は「戊子(つちのえね)」。子どもの頃、干支は十二年でひと回りと思っていましたが、実は六十年でひと回り。「甲乙丙丁戊己庚辛壬」の「十干(じっかん)」と「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の「十二支(じゅうにし)」の組み合わせで決まりますので、その数は十と十二の最小公倍数の六十とおり。つまり、六十年でひと回り。だから六十歳になると還暦(暦がひと回りする)と言います。人の一生の間に、生まれた干支が回ってくるのはふつうは一度だけです。百二十歳以上まで長生きするともう一度回ってきます。頑張ってください。
 「戊子」の「戊」は「ほこ」という意味があり、「刈り取ってスッキリさせる」という含意。「茂(しげる)」という字の「くさかんむり」がない字ですので、茂ってウッソウとしたものを「刈り取ってスッキリさせる」という意味です。
 一方、「子」は「終了」の「了」に「一」と書き、「古いことを終えて、新しいことを始める」ことを示唆。
 両方合わせると、「ウッソウとしたものを刈り取ってスッキリさせて、古いことを終えて、新しいことを始める」という意味の干支です。毎年お正月になると、「よ〜し、今年は新しい目標を立てて頑張るぞ」といいう気持ちになる人が多いと思いますが、今年はもっともそれにふさわしい干支のようです。
 さて、日本にとっても重要な節目の年になりそうです。年初早々株価が急落し、景気の先行きが懸念されます。原油価格の高騰で物価にもジワジワト影響が出ています。家計にしわ寄せがくる中、年金、医療、介護などの社会保障制度はグラグラしているほか、子どもたちの教育や将来のことも心配です。
 その一方で、そうした制度や政策を運営するために、国民の皆さんが国や都道府県、市町村に預けている税金や社会保険料をムダ遣いしたり、不適正、不公正に使い込む事件が後を絶ちません。
 総選挙も予想されています。今年は日本全体も「ウッソウとしたものを刈り取ってスッキリさせて、古いことを終えて、新しいことを始める」ような年にしたいものです。国民の皆さんの生活を、そして日本を良くすることが政治の目的です。福田さんの自民党、小沢さんの民主党を中心に、国民の皆さんのご審判を仰ぎたいと思います。
 僕自身も参議院議員として二期目の議席をお預かり致しました。少しでも日本を良くするために全力で職責を果たし、国民の皆さんにご納得頂けるように頑張ります。



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