耕平さんかわら版   第92号(平成22年2月)

 皆さん、こんにちは。立春が過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きます。くれぐれもご自愛ください。

 さて、先日、カナダで開催されたG7(先進七カ国財務大臣・中央銀行総裁会議)に菅副総理兼財務大臣に随行して行ってきました。開催地はイカルイットという北極圏の街。「今年は暖冬なので暖かい」と言いながら氷点下二十度。

 会議の合間に菅さんと一緒に犬ゾリも体験。厚さ四メートルの氷が張る北極海の上をソリで走りましたが、犬たちが走りながら脱糞、脱尿するのにはちょっとビックリ。しかし、犬たちは協力しながら、力強くソリを引っ張ってくれました。僕のホームページに写真がアップしてありますので、ご興味がある方はご覧ください。

 五日(金)の夜に日本を出発して、七日(日)の夜には帰国する四十八時間の強行出張でしたが、会議では日本の財政状況についても議論が行われました。

 先週、ギリシャの財政赤字が材料になって世界の株価が下落しましたが、ことの発端は政権交代。つまり、政権交代後の新政権が財政状況をチェックしてみたら、それまで公表されていた規模の倍もあったという話です。早い話が、旧政権が公表していた数字がウソだったということ。犬たちの脱糞よりもビックリです。

 日本でも新政権による財政状況のチェックが必要です。G7の会議では、菅さんが「日本はギリシャのように皆さんに迷惑をかけないようにしますよ」という趣旨の発言をすると、「頼むよ、日本の新大臣」という雰囲気で一同和やかなムードで議論が進みました。

 鳩山政権もいよいよこれからが正念場。日本の財政状況、経済、社会の立て直しのために頑張らなくてはなりません。内閣の一員として僕も全力で職責を果たします。

 今日は二月十日。枝野さんが新しく大臣に任命されましたが、枝野さんも僕の上司。これで、菅さん、亀井さんを含めて、僕の上司は六人になります。

 仕事は大変ですが、ここは働きどころ。国民の皆さんに少しでも安心感を高めていただけるように、犬ゾリの犬たちに負けないように、鳩山内閣は、力強く日本を引っ張っていきます。頑張ります!!



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