耕平さんかわら版   第115号(平成24年01)

 皆さん、明けましておめでとうございます。足かけ十一年目に入りました表面の「弘法さんかわら版」と裏面の「耕平さんかわら版」。今年もどうぞよろしくお願いします。

 昨年は東日本大震災、福島第一原子力発電所事故が発生し、忘れられない年となりました。改めて、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被災者の皆さんにお見舞い申し上げます。一刻も早い復興に向けて、全力で職責を果たします。

 また、福島第一原子力発電所の中では、今なお約一万人の関係者が事故処理に当たってくれています。この人たちがいなければ、事故収束はありえません。これからも、作業に当たっている関係者が誇りをもって働けるように、しっかり支えていかなければなりません。

 因みに、チェルノブイリ原発事故から二十七年目に入りましたが、チェルノブイリでも今なお四千人の人たちが働いているそうです。二十七歳未満の若者も働いています。つまり、事故後に生まれた世代です。福島第一原発も同じような状況になるでしょう。次の世代に重い課題を負わせてしまいました。次世代の負担を少しでも軽くできるように頑張らなくてはいけないと、気持ちを引き締めています。

 今年の干支(えと)は壬辰(みずのえたつ)。辰は竜(龍)とも書き、「昇る」「上昇する」「発展する」という含意があるそうです。一方、壬は「宿る」「成長する」という含意。そういえば、両方の

字に「女(おんなへん)」をつけると「妊娠」となります。壬辰は「新しく宿ったものが伸びる」というような解釈ができるそうです。

 辛いことがあった昨年ですが、今年の年末には振り返ってみたら良い年だったと言えるように、しっかりと仕事に取り組んでいきます。

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