耕平さんかわら版   第78号(平成20年12月)

皆さん、こんにちは。いよいよ師走。今年もあと僅かです。いろいろあった一年ですが、もうすぐ新しい年。来年が少しでも良い年になるように頑張ります。

いろいろあった中で印象深いのは、何と言っても秋以降の世界的な金融危機。今もその影響で不景気が加速しています。雇用不安に加え、中小企業や零細事業者の皆さんの資金繰りも大変です。

こういう時は与党も野党もありません。政治が全力で難局を打開しなくてはなりません。僕も民主党の金融対策チーム座長として、政府・日銀に対して政策提言を行うとともに、国会への対策法案の提出(議員立法)や政府提出法案の審議に腐心しています。

実現したことの中で、企業経営者の皆さんにとって大切なことをひとつお伝えさせて頂きます。十一月から金融庁の「金融検査マニュアル」というものが変更され、借入(銀行融資)の条件変更を行った場合の対応が変わりました。

例えば、今までは返済期限を延長したりした場合、それだけで不良債権に分類されるようなことがありました。しかし「現在は百年の一度の金融危機。世界的な不景気も進んでいる中で何とかするべきだ」という僕たちの意見を受け入れ、金融庁が方針を変更。先行き最長十年の間、経営改善の見込みや計画がある場合には不良債権には分類しないこととなりました。ご関心がある方は、事務所(○五二−七五七−一九五五)までお問い合わせください。金融庁作成の資料をお渡しします。

さて、金融危機などの難しい問題が山積の状況です。調査や勉強をして熟考しないと問題解決に向けた良いアイデアも出てきません。

マンガ好きを公言する麻生さん。息抜きにマンガを読むことは否定しませんが「週に二十冊は読む」と自慢する話ではありません。そんなに時間を費やしたら本来の仕事に支障が出ます。

僕も子どもの頃はマンガが好きでしたが、両親からは「マンガばっかり読んでると漢字を読めなくなっちゃうぞ」とよく言われました。麻生さんの漢字の読み間違いのニュースを聞くと両親の小言がよみがえります。

先日、若い新聞記者さんが「小学生がブラックジョークを言ってますよ」と教えてくれました。曰く「マンガばっかり読んでると総理になっちゃうぞ」だそうです。小学生のユーモアのセンスに感心する一方、一国の総理が小学生のギャグのネタにされる状況は憂慮にたえません。小学生から尊敬され、目標にされるような総理を期待したいものです。

それでは皆さん、良い年をお迎えください。来年もよろしくお願い申し上げます。

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