耕平さんかわら版   第97号(平成22年7月)

 みなさん、こんにちは。いよいよ夏本番。暑い日が続くと思いますので、健康にはくれぐれもご留意ください。

 参議院選挙が終わりました。自民党が改選第一党、民主党は改選議席を十議席減らしました。

 二○○四年の参議院選挙は民主党の辛勝、二○○五年の総選挙は自民党の大勝、二○○七年の参議院選挙は民主党の大勝、二○○九年の総選挙は民主党の大勝、二○一○年の参議院選挙は自民党の大勝。シーソーゲームが続いています。

 次はどうなるかわかりませんが、衆議院が任期満了まで続けば、二○一三年に総選挙と参議院選挙のダブル選挙。たいへんな選挙になりそうです。

 どちらが勝っても、政策課題は変わりません。それぞれが政策課題の解決に向けて全力を尽くすことが大切です。

 政治の基本は、国民の皆さんから税金をお預かりし、政策のために使うことです。前者が歳入、後者が歳出。つまり、歳入歳出予算を編成することが政治そのものです。

 しかし、長い間、歳入よりも歳出の方が大きい状態が続き、巨額の借金を抱えているのが日本の現状です。したがって、今後は借金をあまり増やさないこと、できれば少しずつでも減らすことが重要な政策課題。つまり、財政再建、財政健全化です。

 そのためには、歳出の中身を徹底的に見直し、無駄遣いや不公正な支出を止めることが必要です。

 高級官僚の天下り先となっている独立行政法人や公益法人、巨額の特別会計の見直しも待ったなし。今年の秋からは、蓮舫さんによる特別会計の事業仕分けも始まります。

 僕は現在五人の大臣に仕えていますが、蓮舫さんも僕の上司のひとり。蓮舫さんの歯切れのいい仕分け振りに是非ご期待ください。

 菅さんには、歳出の無駄を洗い出すことに全力を尽くしてほしいと思います。谷垣さんには、長年にわたって無駄遣いを蓄積してきたことを反省し、歳出見直しに協力してほしいと思います。

 徹底的な歳出見直しを行ったうえで、その後は歳入を充実させるための税制論議も必要です。党派の違いを乗り越えて、財政再建、財政健全化に取り組まなくてはなりません。僕も全力で頑張ります。


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